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図書館で本を借りてきた

斎藤美奈子「日本の同時代小説」を読んだ。日本の文学が、近代のよわよわしいインテリのものであった時代以降、現在に至るまでいかに変容してきたか、相変わらず切れのいい文章で書かれている。文学史としてかなり納得のいく内容だと思った。
取り上げられている作家の数が多いことから、著者の読書量はすごいのではないかと見当がつく。これだけの大量の小説を読むには速読する必要がありそうだ。仕事上の必然とはいえ、速読が身についてしまっているのだろう。

この本の中でごく最近の作品として挙げられている若い小説家の本は、解説を読んだだけでも、年寄りの固くなった頭では読みこなせそうにない。金井美恵子や高村薫の小説なら読めそうだと思って、図書館で借りてきた。どちらも予約が入っていなかったのですぐ借りられた。有難いが人気がないということか。

金井美恵子は私と同世代のはずで、ごく若い時に作家デビューした人だ。昔何冊か読んだが、詩人らしい感覚的な文章で、尖がっている感じがした。共感することも理解することも私には難しくて、猫について書かれたエッセイを最後に読まなくなっていた。
作家も年をとると、角がとれてくるようだ。今回借りてきたのは「お勝手太平記」という小説だ。読み始めたばかりだが、何だか楽しそうな予感がする。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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