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「鬼の研究」

馬場あき子「鬼の研究」を読み始める。
最初の「鬼」というものの起源を探求する部分を読んだだけでも、もうすでにこの本がただならぬ力作であることを感じる。
どれだけ多くのの古典を読み込み、考察を深められたのか、並々ならぬ労力が注がれたに違いないことがわかる。
女流歌人のやわやわとした抒情性はなく、一般的な読者に向けた入門書でもなく、古典文学の専門家にも伍するところがありそうな、学術論文のような本だ。読み応えがありそうだ。こういう本はゆっくり読みたい。

ドナルド・キーンさんが亡くなられた。96歳とは御長命でいらっしゃった。新聞で人となりや業績を紹介していたのを読むと、本当に日本文化・文学を愛しておられたのがわかる。
東日本大震災後、日本に住む外国人が大勢逃げ出したのを見て腹を立て、かなりの高齢だったにもかかわらず日本に帰化する決心をされたという。帰化後の日本名が「鬼怒鳴門(キーン・ドナルド)」だったそうだ。これはユーモア半分かしら。
何の脈絡もないが、キーンさんは「鬼の研究」を読んでいらっしゃったのかしらとふと思った。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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