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今朝のことさえ

新聞で作家の藤沢周さんが書かれた書評を読んだ。歌人の馬場あき子氏の「鬼の研究」を高く評価した内容だった。「古典の枠に裏打ちされた魂の哲学」と書かれている。
若い時に「式子内親王」を読んだことがあった。和歌には不案内ながらこの著書が力作であることだけは感じとれた。同じ著者の「鬼の研究」も文庫本で買ったような記憶があるが、読んだかどうか覚えていない。一通り読んだかもしれないが、何しろ若い時のことだ。人間の魂の奥底の鬼などというものが理解できずに、そのままうっちゃってしまったかもしれない。
昔の文庫本は活字が小さいのでかなりの冊数、処分してしまった。まだ本棚の片隅に残っていたら読んでみたいと思って、探してみるとちゃんと残っていた。
「鬼の研究」は現在はちくま文庫から出ているようだが、私が持っていたのは角川文庫から出たものだった。

このごろ何となく身構えて読まなくてはならない本は、途中で放り出したくなることが多くなった。年のせいかもしれないし、知的生活を送ってこなかった人生の結果かもしれない。
読み通すことができるかどうかわからないが、時間がかかっても読んでみようと思う。どのみち書評なんて立派なことはできないのだから、読んで何かを感じるだけでもいいとしよう。

ところで、同じ書評欄で斉藤美奈子さんの本もとりあげられていたのを思い出し、力作という評価だったから読んでみようと思った。本の題名を確かめるために、確か昨日の新聞だったと、昨日の新聞を取り出して探してが見つからない。一昨日より前だったかと何日分かを広げてみたが朝刊にも夕刊にもどこにも載っていない。古新聞で何かに使ってしまったんだろうか諦めて、今日の朝刊を開いたらなんということだ。文芸欄にちゃんと載っていた。
今朝の新聞記事さえ今朝のものと記憶できなくなっているなんて、明らかに老化だわ。物忘れにもほどがある。



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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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