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最近のニュースで思ったこと

横山秀夫作の小説「64(ロクヨン)」の中に、広報官三上が部下の美人警官を(女を武器にするな)と言って叱る場面があった。警察発表に不信感を持って激しく突き上げてくる記者クラブの面々を懐柔するために、飲み会に付き合おうとする若い婦人警官に対してだ。
日本では仕事を順調にすすめるために、時間外の飲み会というような付き合いをしているらしい。

財務省の事務方トップが、メディアの記者との付き合いの席でセクハラ発言をしたと話題になり、その際録音されていたという音声まで公開されてしまった。
そういう席にまで付き合わなくてはならない記者の仕事は大変だと思う。女性記者の側に女を武器にするつもりなどなかったとしても、事務方トップ側の女性に対する意識が時代遅れだったせいで、そう受け取ってしまったのではないか。
問題が公になってからのごたごたはやれやれだ。

例えキャバクラで働いている女の子に対してだとしても、「胸に触ってもいいか(書いていても恥ずかしい!)」などと口にするのは下衆っぽいことだ。最近では女子大生が学費稼ぎのアルバイトしているなどという話も聞く。酒席での言葉遊びだなんて、そんな言葉は家へ帰って奥さんに言ったらどうですか。多分ひっぱたかれるか、無視されるかだと思うけど。

ふと思ったのだが、女性記者に、飲み会にでも何でも付き合って記事ネタを掴んでこなければ一人前ではないと思わせているとしたら、その部署の上司の意識はどうなっているのだろう。
広報官の三上のような上司だったら、男性記者を行かせそうな気がする。世の中にはまだまだセクハラをセクハラと自覚さえしていない男が多いのだ。
セクハラと別に場合によってはパワハラだってあるかもしれず、女性が社会で男性に伍して働くためには二重の壁がありそうだ。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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