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高齢者ばかりの町内会

最近町内会の存続について考え込むことがあった。
我が家はこの3月まで町内会の組長をしている。町内会にはいくつかの組があって、各組ごとに組長を選出するのだが、どの組もたいていは持ち回りで務めているようだ。
先日町内会長さんから次年度の組長をする人を知らせるようにと連絡があったので、次のお宅へ話に行った。一人暮らしの人で、体の具合が悪くて出歩けないから4月からできるかどうか分からないと言われた。その次のお宅と入れ替わってもらうようにお願いしましょうか、と言うと、それは待って欲しいと言われた。3月までには回復するかもしれないと考えてのことだろう。

その話の中で、組内の人の年齢の話になった。実に高齢者ばかりなのだ。多分69歳の私が一番若い。元気な人ばかりではないに決まっている。

組長の家には、防災用品が一揃い届く。防火用バケツとか消火器とかヘルメットとかだ。結構かさ高いので、それが届くと組長には災害の際のリーダーの役目も負うことになるのだという意識が働いて、気が引き締まるというより、気が重くなる。いくら防火用バケツがあったって、それに水を入れて運ぶのは力のない人間には無理だ。私だって自信ない。
いつだったか近所の人と立ち話していた時、もう後期高齢者だし組長の役はできれば辞退したいという人がいた。
現実には、町内会費の集金と、回覧の中身が届いたら回すだけの用事しかないのに、である。
いつか大きな地震が起きるのではないかと言われているので、災害時の組長の役目の重さを取り越し苦労する必要はないといっても、責任感の強い人ほど心配になるのかもしれない。

若い人の中には町内会など面倒くさいだけと思う人も多いらしい。町内会なんて行政が仕事を任せるのに都合がいいだけの組織ではないかという過激な意見もあるようだ。行政も公務員数を減らそうとすると、自治会頼りになるのは仕方がない。

いずれは、組中が高齢者ばかりになって、体が動かなくなったり中には認知機能が衰える人も出てきたりして、役を引き受けられない人ばかりになりそうだ。よその組では引き受け手がないので一年おきに役がまわってくるところもあるそうだ。90歳の方である。後何年続くやら。
どこも似たような状況なら、そのうちいっそ町内会から脱退しましょうというところも出てくるかもしれない。任意団体だから不可能ではない。いきつくところ町内会そのものの解散という話になるかもしれないのだ。


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