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早期リタイヤって

群ようこ「れんげ荘物語」の主人公キョウコさんは、早期リタイアして、勤めていた時の蓄えを取り崩しながら、一か月10万円で生活していることになっている。世間的に体面のいい生活を是とする母親とはそりが合わずに、家を出て安アパートで独り暮らしだ。

賃貸アパート生活で一か月10万円で暮らすことができるのかどうか、多分、若くて健康な時なら大丈夫なのだろう。きちきちの生活も面白がっていられるかもしれない。ただし年をとると、そういうわけにはいかないような気がする。
体が衰えれば補助具や、健康状態が悪くなれば医療費がかかるようになるし、暑さ寒さがこたえるようになるため光熱費もかかるようになるし、なんのかのとお金が必要になってくるはずだ。特に賃貸ぐらしで10万円はきついはずだ。
高齢者の一人暮らしでは、ひと月最低でも15万円は必要な気がしている。贅沢な生活ができるわけではないが、必要なものは必要なのだ。
キョウコさんは老齢になってからのことも想定し、シミュレーションを重ね熟考した上で早期リタイアに踏み切ったのだろうか。預金額も具体的な計算も何も書いてないからわからない。作者はどこまで考えていたのだろう。どちらにしても小説の中の人物の経済事情まで真面目に心配する私はよほど暇ということかしらん。

セミリタイア生活を始める人は、自分の一生の生活費について、よくよく考え計算しているのだろうか。
将来受給できるはずの公的年金を夫婦二人分で20万としているのはともかく、30代とか40代でセミリタイアしても同じ額を受給できるなんていい加減な計算をしているブログがあった。早期にリタイアした場合、年金保険料の払い込み額が少ない分、当然厚生年金の受給額は少なくなるはずなのに、だ。

毎日の仕事に過重な負担を感じて、会社をやめたいと思う人は多いだろう。仕事で体を壊してどうにかなってしまう人も後を絶たない。そこまで無理をしなくても、生活が成り立つ程度の収入を得ることができる社会だと、理想的だけどね。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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