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年寄りというものは

年金の振り込みがある月の15日は銀行や郵便局のATMが混雑しそうなのに、我が家の近くの郵便局はそうでもない。余裕のある人が多いのかもしれない。8月15日に田舎の実家のお盆の墓参りに出かけた時、あちらでは銀行や郵便局のATMの前に行列ができていた。
余裕がある身ではないが、お金を下ろすだけに出かけるのが面倒で、私は他に用事ができたらついでに行く。もちろん財布の中身が千円を切れば、その時はそれだけの用で出かけていく。普段の買い物を夫がしてきてくれるおかげで、家の中に引きこもっている限り手持ちが少なくても気楽なものだ。

さすがに財布の中身が乏しくなったのと、年賀状を買う必要があったので、郵便局に出かけた。
窓口で用を済ませていた時、お年寄りが局の人に「敬老パスの更新は郵便局でもできると書いてあった」と頻りに訴えていた。
敬老パスは誕生日の約一ヶ月前から更新できる。更新期間が近づくと、福祉課からお知らせと更新方法を印刷した紙が同封されて届く。私もつい一ヶ月前に更新してきたばかりだ。地下鉄の乗車券販売機で簡単にできた。
そういえば郵便局でも更新できると書いてあったような気がする。何となく聞き耳をたてていると、局の人が地下鉄の乗車券販売機でマナカのチャージと同じようにできるからその方が早いと説明しているのに、お年寄りはいっこうに聞く耳を持たず「郵便局でもできると書いてあった」の一点張りだ。販売機を使って自分で更新するのにやり方を間違わないかとか、ちゃんと更新できたか確信がもてないような気がして、不安なのかもしれない。地下鉄の駅員さんに聞けば丁寧に教えてくれるはずだが、それでも機械相手が嫌なのだろう。

郵便局のすぐ近くに地下鉄へつながる降り口があるにもかかわらず、どうしても自分が行く気にならないようだった。仕方なくお金とパスを預かって、局の人が代わりに販売機まで更新に行ったようだ。

家へ帰って福祉課のサイトで敬老パスの更新の方法を調べてみたら、郵便局で更新手続きをする場合は、まず市の福祉課に連絡して負担金の納付書を送ってもらい、納付書の金額を郵便局で支払って敬老パスを預けておくと、一週間ほどして自宅へ更新が済んだパスが送られてくると書かれていた。郵便局で手続きをする場合の詳しい説明が紙の下の方に書かれていたため、お年寄りはそこまで読まなかったのだろう。
よく読めばいいのに、老人は面倒くさがりなのだ。家族がいれば手助けしてあげられるだろうが、そういう家族もいない人だったのだろうか。
郵便局は地域密着型だから、そういう相手にも無碍にできないのだろうけれど、ご苦労様なことだと思う。

あのお年寄りは後で局の人にちゃんとお礼を言ったのだろうか。郵便局でもできると書いてあったから当然のことだとしか思わなかっただろうか。だとしたら、頭がゆるくなっているから仕方がないとはいうものの、年寄りは嫌だと思われるよね。

敬老パスを受け取っているのだから私も年寄りのうちに入るけれど、まだそこまで人手を煩わせなくても済んでいる。でもいずれ行く道なのだろう。12月上旬に69歳になった。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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