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時代によって変わるもの

池田晶子さんが中学生向けに書いた「14歳の哲学-考えるための教科書」は、好評で各地の学校で副読本として使われたそうだ。本の発刊年からすると今から十年以上前のことだろう。こういう本を使って「考えること」を指導された中学生は大人になった今、何をどのように考えているのだろう。教師の側はきちんとした授業ができたのだろうか。哲学は実生活に直接結びつくものではなく、受験の役にも立たず、これが正解というものもないから、なかなか難しかったのではないか。
それでも中には自分の頭で考える筋道を掴んだ中学生がいるのではないか。大人になって生活がかかってくると常識に絡め取られる場面が多くて、それどころではなくなっているかもしれないが、いずれ年をとって人生を振り返るゆとりができた時に、何か思い出して考えることがあるかもしれない。

小学生だった頃、当時はまだ(綴り方教室)の名残がある時分だったせいか、生活に根ざした作文を指導された。同級生の中に一人、亜炭鉱山の事故でお父さんを亡くした生徒がいて、そのことを作文に書くように熱心に指導していた先生があった記憶がある。
その生徒に比べたら、他の生徒は多少の問題はあるにしても平凡な生活をしていたから、作文を書いても敵わなかった。

時代によって学校での指導は方向性が変わるものだ。



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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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