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りんごのケーキ

歯の治療中、毎朝りんごを食べるのを中止していたら、残っていた分が傷みそうになっていた。これ以上傷まないうちに、クックパッドに投稿されていたのを見て以来気になっていた、りんごのケーキを焼いてみることにした。材料もどこでも手に入るもので、作り方もごく簡単と紹介されていれば作ってみるしかない。

できあがったものを食べてみると、小麦粉と卵をつなぎにして細かく切ったりんごをまとめたローフといったところ、市販のケーキにはない素朴な味わいで、なかなかおいしかった。おやつにもいいけれど、甘さは控えめだから朝食につまんでもよさそうだ。
投稿された方はお母さんに教わったそうだ。母の味というわけだ。そういう味を持つ人はいいなあと思う。私の母は料理が好きでも上手でもなかったので、オフクロの味というものがない。

アンネ・ホルトの「女神の沈黙」を読んだ。
重要な登場人物の一人の弁護士カレンが事件から離れて一人山荘に籠もっているところを、警部補のハンネが訪れる場面がある。カレンは普段の仕事中のパリッとした格好とは打って変わって、髪はくしゃくしゃ、化粧気もなく着古したジャージー姿で、フェルトの室内履きのかかとには穴が開いている。彼女の「田舎の魅力の一つは好きな格好をしていられることなの」という言葉に、気楽でのんびりしたオフの生活の楽しみがみえる。仕事の必要上、きちんとした身なりで過ごさざるを得ない人ほど、オンの窮屈さから抜け出してオフではらくな格好でいたいに違いない。
別の場面ではカレンの用意する料理のまずさも書かれている。やり手の弁護士といえども、スーパーウーマンではないようだと微笑ましい。

いつも身ぎれいにしていて、家のインテリアも外回りも整えられていて、料理もうまくてなどというカリスマ主婦といわれるような人は、気を張っていなくてはならないから大変なことだろう。



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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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