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みみっちい話・最近読んだミステリー

5年ほど着続けたダウンジャケットを処分しようと思ったが、どうせ捨てるなら試しに袖をはずしてベストにリメイクし、春先の普段着としてもう少し着てからなどとみみっちいことを考えた。

はずした袖の分のダウンを身ごろに足せないものかと、ちょっとだけミシン目を解いて中味をつまみ出したら、指からこぼれてふわふわと舞い上がってしまった。大変なことになりそうだったのであきらめた。
袖付けの縫い代をくるんであるバイヤステープを丁寧にはずしておく。長さが足りない分は袖下縫い代のバイヤステープをはずして足した。次に前後身ごろの袖付けのきわを細かいミシン目で縫いう。さらに5ミリほど離して二重に縫うことでひとまずダウンが飛び出すのを防止してから、身ごろ側の袖付けの際を鋏で切っていく。縫い代ごと袖を切り取った後、袖ぐりをバイヤステープでくるんで始末する。
このやり方で何とかできたが、どうしてもダウンが飛び散るから最後に掃除機をかける必要がある。

以上、実に役に立たない記事だ。着古したダウンジャケットをベストにしてさらに着るような人はほとんどいないと思われるのに。

ドロレス・レドンドの「バサジャウンの影」(早川書房)とシャルロッテ・リンクの「沈黙の果て」(創元推理文庫)を立て続けに読んだ。どちらも若手の女性ミステリー作家だ。

「バサジャウンの影」はスペイン・バスク地方が舞台になっている。詳しくはないが、バスク地方というのは他のヨーロッパの国々とは異質な文化を持っているそうだ。被害者が若い女性ばかりの連続殺人事件の捜査を軸に、伝説の原人や神話をからめ、さらに主人公の女性捜査官の親族間の軋轢を挟みつつ事件解決に向かっていく。このミステリーには土着の雰囲気が漂っている。
女性捜査官は子供のころ、精神を病んだ母親によって命を奪われそうになった過去を持つ。ところがそんな事件が起きたというのに、父親が妻の病気をなかなか認めようとしなかったところとか、姉も捜査官の言い分に耳を貸さないところなど、頑迷といえるほどの人間性に読んでいて気が重くなった。

「沈黙の果て」はとても読みやすかった。登場人物のそれぞれが描き分けられおり、心理的側面を含めて人間関係が分かりやすい。人間関係そのものが犯罪を引き起こすわけだが、何故そういう結果になったのかという因果関係が整理されている。
訳者の解説には大衆小説としての人気と書かれているが、おもしろいのだからそれでいいのだ。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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