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相手を見違える

親戚が集まる機会があったのに、集合場所が分からなかった。前日従姉と電話で話してだいたいの場所を教えてもらい、Googleの地図で見当をつけて印刷した。念のために私鉄の駅に到着するはずの時間を知らせ、場合によっては携帯で連絡を取り合うことにした。

当日駅に到着して改札を出て歩き始めたら、どこかのジーさんに「お姉さんではないですか」と声をかけられ、えっと振り向いたら弟だった。マスクをかけていたので顔がはっきり分からず、私かどうか迷ったらしい。もしも別人だったら、なれなれしく話しかけては失礼だとでも思ったのか。いつもなら「おい」(姉に向かって!)である。弟もマスクをかけていたので、気がつかなかった。どうやら途中から同じ電車に乗り合わせていたらしかった。車両が違っていたのかまったく気がつかなかった。
弟は目的地までの道順を教わっていたというので、従姉の助けがなくても到着できる。二人で一緒に歩いて行った。

後で思うに、その途中のどこかで従姉とすれ違っていたはずである。従姉は私から携帯に連絡があるのを待つよりも、駅まで迎えに行った方が手っ取り早いと思ったそうだ。到着して従姉を探したら、駅へ行ったという。慌てて携帯を取り出したら不在着信がいくつも入っていた。電車に乗っていたので、携帯をマナーモードにしており、気がつかなかった。

従姉と私たち姉弟の三人で、従姉が先に駅に到着して待っていたとしたら気がつきそうだし、そうでなくても一本道だからどこかの地点ですれ違っているはずなのに、どうしてお互いに相手を見落としていたのだろうと頭をかしげた。
おそらく、会わないでいた何年かのうちに老けて、姿形が変わっていたからだろうと思う。従姉は背丈が縮んだという。若いころは私より少しだけ背が高かった。弟は背中が曲がって本当に年寄りの雰囲気になってきた。私も同様に老けた印象になったのだろう。うつむき加減の姿勢や歩き方など、遠目の印象が変わった結果、見事にすれ違ったのだ。
久しぶりの再会で老いを確認することとなった。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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