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さてどうしよう

子供時代から思春期にかけて本を読むのが好きでよく読んでいた。読書といったら文学書を読むことだと何故か思い込んでいたように思う。だから私が読んだのはたいていはフィクションの世界の小説や物語だった。自然や歴史や社会やその他もろもろの現実の世界について書かれた本のことは頭からすっぽり抜けていた。今から思えばずいぶん片寄っていたと思う。

宿題で書く読書感想文は国語科の課題だったので、物語や小説を読むことが読書だと思い込んでいたせいかもしれない。ファーブルの「昆虫記」やファラデーの「ロウソクの科学」を読んで、それをおもしろいと感ずる子供はいたはずだが、理科の授業で国語力を試されたことはほとんどなかったわけだし、こうした本について子供の文章力で読書感想文として書くのは難しかったような気がする。

段々に年をとるうちに、本の中の数多くの登場人物がそれぞれに送る人生は、自分の人生とは別ものだと感じるようになり、自分の現実の方の比重が大きくなってフィクションから次第に離れるようになった。そして本、というか文学書をあまり読まなくなった。楽しみのための推理小説や、軽い随筆くらいしか読めなくなってしまった。

残りの人生で本をできるだけたくさん読みたいと思っているけれども、今度は本の読み方で迷いはじめている。手当たり次第の乱読から始めてもいいのだろうか。自分のことだから自分の好きなようにということで。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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