FC2ブログ

Entries

火の元用心  12/30

朝のうち、黒豆に火を通しながら朝食と後片付けを済ませ、今日は所用で出かけることになっていたのでその準備をし、夫に後を頼んで出かけた。

地下鉄の中で、黒豆を火にかけていたことを思い出してどきっとした。一度蓋をとって中を確かめた後で火を消したような気もする。でももしかしたら点けたままだったかもしれない。はっきり思い出せなくて不安が募る。
夫は今日一日はどこにも出かけないと言っていた。やかんで湯を沸かすようなことは結構こまめにする人だから、ガスコンロの火が点いたままになっていたら気がついてくれるのではないかと考えた。けれども火の元のことを安直に考えて済ますわけにはいかない。

どうにも堪らず、次の駅で途中下車し、携帯から家に電話した。一度目にかけた時留守電の返答だったので心配になり、いっそ家へとって返そうかと思った。迷いつつ二度目にかけ直して夫が出たときには、安堵で力が抜ける思いがした。

帰宅して夫に尋ねたところ、火は消してあったそうである。

若い時、火の元や鍵のかけ忘れなどが急に心配になることがあった。強迫観念というのだろうか、重要なことを何度も確認したくなることがあった。年をとるにつれてかなり図太くなったと思うが、ひょいと顔を出すことがある。

火を消すとか鍵をかけるとか、日常生活の中で無意識に近い感じで取る行動は、はっきり記憶していないことが多い。記憶していなくてもいつもと同じにしている場合が多く、たいていは無事に済んでいくことが多い。けれども年をとってからは万一ということがあるから、ふと頭に浮かんで心配になったことはその都度確認した方がいいのかもしれない。
年の暮れの一日、そんなことを考えながら電車に揺られていた。



関連記事
スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://ohutarisama331.blog120.fc2.com/tb.php/516-c0f99378

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

ohutarisama

Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

月別アーカイブ

 

検索フォーム

QRコード

QR