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心残り  12/10

団塊の世代がこれからどんどん年を取っていくと、介護保険の運営はいずれ困難になる。
介護保険が始まったころは、施設で介護したりヘルパーさんの手を借りて、家族の負担を軽くすると言われていた。ところが現在、経済的負担の少ない施設は足りない状況で、中でも特養は空きを待っているうちに亡くなる人も多いみたいだ。施設を新設すると費用が嵩む上、高齢者人口が減った後には無駄になるからか、これからは居宅介護に方向が変わるらしい。二世代同居も減っていることだし、老老介護はさらに増えそうな気がする。介護認定が厳しくなって、ヘルパーさんを頼むのも今まで以上に困難になりそうだ。

考えると気持ちが暗くなるばかりだが、気持ちを切り替えて、残りの人生ではお迎えが来たときに心残りがないように考えたい。

身近に認知症の人がおり、施設に入所している。もともと子供じみていて、考えるのは食べて寝て遊ぶこと、困難からは逃げ出して後は人任せ、気に入らなければ喚くという、何とも扱いにくい人だった。
施設に入所する際に嫌がって、まだ十年は自宅にいると言い張った。食べて寝てテレビを見て笑うだけの人生でも、長生きしたいと思っているのだと感じた。そういう人は、お迎えが来たときに、自分に永遠の命が与えられていないことが心残りになるのではないか。

心残りなど人それぞれのはずだが、自分の内部で納得していれば静かに終焉を迎えることができそうな気がしている。



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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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