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「特捜部Q キジ殺し」を見た  11/8

先日借りてきたDVD「特捜部Q キジ殺し」を見た。デンマークのミステリー作家オールスン原作の同名作品を映画化したものだ。
原作を読んだのがかなり前のことで、事件の内容を忘れかけていた。今回映画を見て、ああ、こういう事件だったと思い出した。

原作は主人公の警察官カールとシリア系の助手アサド、エキセントリックな秘書ローセ、カールの別居中の妻や連れ子、カールのカウンセラーで恋人の精神科医、警察署内の上役や気の合わない同僚、大けがをして障害者になった元同僚、その他登場人物が多く、それらの人がてんでに動き回る。それを誇張して書いている部分があるのでドタバタ喜劇めいた印象を受ける。事件の捜査関係者をめぐる余談が多ければ多いほど面白いと思う人もいそうだが、気が散って集中できないため、私はオールスンのそのドタバタだけは苦手だ。
その点映画では登場人物が絞られ、事件の概要も整理されているので、すっきりして分かりやすい。
「特捜部Q」シリーズの一番新しい訳本「吊された少女」は、それまでの作品と違って登場人物がずいぶん絞られていた。それだけのことでも読む側としては雑多なことに煩わされずにすみ、理解しやすかった。

同じ「特捜部Q」シリーズで第一作の「檻の中の女」もレンタルDVDになっているのを見かけたことがあるので、この間一緒に借りてこようと探したが在庫がなかった。カールもアサドも同じ役者が演じているから、もしかしたら今後もシリーズ作品を順に映画化してくれないだろうかと期待してしまう。そうなると映画というよりは単発ドラマということになるかもしれない。映画でも単発ドラマでも、このシリーズに関しては原作に負けず劣らず面白い物になりそうな予感がする。

作者自身はこのシリーズを十作書くと言っているらしい。本国でもう次作が出ているかどうか、その新しい訳本が出るのが楽しみだ。間があくとつい忘れてしまうが、アサドの曰くありげな素性や、カールが特捜部Qという日の当たらない新設部署に追いやられる契機になった事件が、まだ未解決のままだったのを思い出した。



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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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