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「やり手」の女性  8/13

知人の昔の勤務先の同僚だった人で、お寺に嫁いで子供をもうけた後、離婚してしまった人があったそうだ。

原因はどうやら経済的な問題だったらしい。子供のための費用を出し渋るのが我慢できなかったとかいう話だった。主に教育費ということだったが、まだ小学校に入ったばかりの年齢だから、塾や習い事にかかる費用だったものと思われる。母親としてはよその子と同じようにいろいろ習わせて手をかけて育てたいと思い、それが思うようにできないことから不満が募った挙げ句に、ということだったのだろうか。
坊主丸儲けなどと揶揄されて、お寺は実入りが良いように思われることが多いが、檀家の多い名刹ならともかく、実際は豊かな寺ばかりではないという話も聞く。出し渋るというけれども、出すことができないという事情があったのかもしれない。

別れた後子供をかかえての生活は大変だったに違いない。再婚相手を探していたようで、実は知人から私のところに、下の弟の縁談としてその人の話が持ち込まれた。弟も中年で頭の禿げたおっさんだったし、子連れが不満ということはなかったが、弟本人に経済力がないこともあって、子供にお金をかけたい人ではまず無理だろうと、生返事をしただけで弟には伝えもせずに終わった。もう何年も前のことである。

妙に感じられたのは知人がその人のことを「やり手」と評したことだった。「やり手」の女性だったら、子供のためになどと理由をつけて再婚して配偶者の力に頼らなくても、自分で何とか道を切り開いて行くことができるはずだろうに。内心でそう思った。
知人は仲人口のつもりだったのかもしれない。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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