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角を突き合わせていても  5/20

私と同じくらいの年齢の人は、まだそれなりに元気のある人が多いと思う。もちろん体や心の状態には個人差があるはずだけれども、さらに高齢になるにつれて、弱ってくる人の割合は増加するはずだ。人は体が利かなくなり、気持ちも弱くなって年をとっていく。

昨日夫がリハビリパンツなどという無用な買い物をしてきたので、しかたがないから誰か必要な人にあげればいいと話していて、ふと夫の姉のことが頭に浮かんだ。

今現在どんな状態まで進行しているのか正確なところは分からないが、遠くに済んでいる夫の姉の一人が難病指定の病気なのだそうだ。徐々に運動能力が衰え、言葉も話しにくくなるのだという。最後に電話で話したのは去年の秋の初めだったか。その時も電話の向こうから、義兄に呼ばれて電話機の所まで不自由そうに移動してくる気配が伝わってきた。
おそらくだが、お手洗いへ行くときも素早く移動はできないに違いない。それこそリハビリパンツが必要な状態かもしれない。だからといって下手に送って、気を悪くされても困るから送ったりはしないけれども。
若いときには嫁と小姑の関係で、世間並みに色々あった間柄だが、そう考えると少し気の毒になる。もうこちらに文句があっても、言えなくなるのだ。実家へ来ようとしても、歩くのが不自由なら来られない。
ほんの少しだけ、いい気味だと思う気持ちがあったが、それでももうそんなことはどうでもいいと思う気持ちの方が強い。

近所の人でしばらく顔を合わせなかった人がある。以前は気が強くて、他人に対する好き嫌いが極端な人だったが、この間スーパーマーケットで久しぶりに会ったら、ずいぶん穏やかになっていた。夫に先立たれ独りになって今は飼い猫だけが慰めだと言っていた。そう聞くと私の方も優しい気持ちになる。

仲違いして絶縁状態が続いていても、何かの拍子で気持ちがつながることもありそうだ。だからといって親友になれるわけではないが、それほど気に障ることがなくなる。喧嘩できるのはまだまだ若いからで、お互い人間同士、年をとると尖ってばかりいても仕方がないと思う。


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Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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