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オールスン「吊された少女」  5/16

オールスンの「特捜部Q」シリーズの第六作「吊された少女」は2014年代のデンマークが舞台になっている。作者はこのシリーズで十作書くと予告しているそうだから、後四冊、その間にカールの部下である中東出身のアサドの過去や、襲撃事件で身体障害者となった元同僚であり同居人であるハーディの行く末とか、親族との軋轢などのもろもろの事情が明かされ収束していくのだろうかと、興味ぶかい。

今回の「吊された少女」は割に読みやすい。以前の五作には、別れたエキセントリックな妻やその連れ子、相性の悪い同僚など、主人公カールと登場人物とのからみに力点がおかれ、人物の動きのドタバタが目立って、滑らかに進行しない印象があった。そういう進行を混乱させる要素が整理されて、事件そのものに焦点が当てられているので、頭に入りやすい気がする。

第一作の「檻の中の女」は映画化されて既にDVDにもなっているが、第二作の「キジ殺し」が映画化されて日本でもじきに公開されるようだ。レンタルショップで「檻の中の女」のジャケットを見かけたが、そのうちにと思っただけで借りなかった。本で読んだときに映像化されたら刺激が強いだろうと思ったからだ。実際はそれほどでもないかもしれないが。「キジ殺し」はどうだろう。映画のレビューで評判がよければ見るかもしれない。


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