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ミステリの登場人物 4/18

1年ちょっとの間、毎日アクセスしていたポイントサイトの会員を止めた。ポイントをうんと貯めたつもりでも、実は金額に換算すると少ないし、得るものがないような気がする。と言いつつ、実は飽きてしまっただけのことだ。
それよりは本を読んだり、散歩に出かけたり、もう少し家の中を片付けたりしたほうがいいように思う。
一日のうちポイント稼ぎに熱中していた時間は結構長かったようで、止めたらパソコンに向かう時間が確実に減った。

今日は読みかけていたミステリーをさっさと読んでしまった。やはり北欧の女流ミステリー作家、カーリン・イェルハルドセンの「お菓子の家」だ。これは警察が舞台のシリーズものらしい。
ミステリーには初めから犯人を明かしているものがある。読み始めは単純にこれもそうかと思ってしまうが、実は二層構造になっていて、読者をミスリードする仕掛けになっている。

この小説の登場人物の中に、子どもの頃からひどいいじめに遭いながら親にもかばってもらえず、誰にも注目されないまま冴えない大人になった男がいる。家族も友人もなく、職場でも一人浮いてぽつねんとしている孤独な人間である。大人しすぎて妙に印象に残っている。感情が表に出ず、不遇な人生に対する恨みも怒りも霧消してしまっているらしい。こんな人が現実にいるとは考えられない。
作者がミステリーの構成上の必要があって作り上げた人物のため、描写が平板になっているだけなのかもしれないが。ミステリーの登場人物は主人公でもない限り、その一面だけを照射されて終わる場合が多い。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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