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年をとる 3/23

たまった携帯の無料通話分を消化するために電話して、その度に行き違いの留守電録音になってしまっていた友人に、夜やっと電話が繋がった。何年ぶりに声を聞いたことだろう。
お互い年をとったという話だけなのに、どちらも相手の話すのを遮ってしゃべり始め、笑って、こんな時間を過ごしたのは久しぶりだった。

その人も私も今は夫婦二人の暮らしだ。どちらも夫に対する不満は心の底にありながら、何とか収まっている。どちらも体のちょっとした不調は薬で抑えつつ、自分の足で歩いて買い物にも出かけ、日常生活をつつがなく送ることができている。
お互いに元気でよかったね、と電話を切ろうとしたら又、その人のお姉さんの話が出て長電話になった。お姉さんは3年前、65歳の時に突然脳出血で倒れ、今では半身不随の生活だそうだ。同じ高校の一学年上で同じ美術部に所属していたことがあったので、私も顔を知っている。体が不自由になってからは塞ぎがちで、へたに動いて怪我をするのを恐れるあまり外出もしたがらなくなったと友人は言った。
60歳くらいまではまだまだ元気なつもりでいたし、実際年齢を感じたことがなかった。姉もそうだったけど65歳を過ぎると、何か急に違ってきたような気がすると友人は言った。

年齢の節目は確かにあるような気がする。個人差はあるに違いないが、ほかの人を見ていても、自分のことを考えても、ある時を境に急に老けることがあるように思う。
道で見かけた人、ちょっと前まで颯爽と歩いていらっしゃったあの人のはずだが、少し見かけなかった間に膝が開いてO脚になり、背中も曲がって、何だか急な変わり様だと思ったことがあるし、顔見知りだったはずの人なのに私が挨拶しても知らぬ顔なのは、こちらの容貌が変わってきたからだろうかと思うことがあった。

携帯の通話相手の友人と、近いうちに久しぶりに会おうねと話したが、会ったときにお互いに顔がすぐにわかるだろうか。わからなかったら、ショックかもしれない。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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