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飼い猫たちの行く末 3/5

夕方、近所の奥さんがみえて立ち話をした。特別に親しい人ではないが、去年の春、野良猫の不妊手術をしたいという話があって、トラップゲージを借りられるように知り合いの猫ボランティアさんを紹介したことがある。

近くにクリーニングの取り次ぎ店がある。子供さんが独立し、ご主人が何年か前に認知症で施設へ入所した後、奥さんが店を切り盛りしながら一人で暮らしていた。以前年齢を聞いたら、わたしよりちょっと年上だった。ちゃきちゃきと元気で若く見え、いつも動き回っている人だった。
その元気だった人が、2月に出先で倒れて緊急入院していたという。
用がなくてしばらく顔を出さなかったので、少しも知らないままだった。1月の終わりだったか道で出会って立ち話をしたときも、いつもと変わらず具合が悪そうな様子は微塵もなかった。
近所の奥さんは、後で分かったことだが、倒れたという前日に店へ行き二人で笑って立ち話をしたそうだ。
次に店へ行った時、たまたまお嫁さんが店のもろもろの処理に来ていて、いきさつを聞き、驚いたという話だった。

昨日病院へお見舞いに行ってきたそうだ。大動脈解離だか、緊急手術後も何度か呼吸が止まりかけながら、ようやく命はとりとめたものの、まだ意識が戻っていない状態だとか。手を握って声をかけても返事がなかったという。治っても元通りにはなれないと思うのよ、と奥さんは言った。

店舗兼用の住居で、動物好きだったので野良出身の猫を何匹か飼っていた。犬と鳥も飼っていたそうだ。野良の仔猫の里親捜しもしていた。
無人になってしまって、飼っていた動物はどうするんだろうという話になった。犬はもう年をとっていたせいもあってか、何日か後に亡くなったそうだ。猫はアレルギーのあるお孫さんがいるので、子供さんの家では引き取れず、店の外に出されたままだそうだ。鳥はどうなったのかわからないと、奥さんは動物たちの事情を話してくれた。

近所の奥さんは、気になって店の外の猫の様子を見に行ってきた帰りだと言った。
食べるものはあるのかしらと聞いたら、このあたりは猫が好きな人が多いから、どこかで何か貰えるわよという答えだった。保健所の通達では無責任に餌をやってはいけないことになっているけれど、不妊・去勢手術が済んでいるはずの一代限りの猫たちだから、何とか外で生き延びていって欲しい気持ちだ。

他人事ではない。うちだっていつ急病で倒れるかわからない。家の猫たちにはどうぞあまり長生きしないで欲しいと願っている。取り残されたらやっぱり可哀相だと思う。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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