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最高裁の判断 3/1

認知症で徘徊する老人を自宅で介護している家族の方は、安堵されたと思う。大府市のJRの事故の最高裁の判断が示され、家族の責任が認められないことになった。今回のケースに関してはであるが。そりゃ無理ですよね、85歳で自分も要介護1の奥さんに責任を求めるのは、とほとんどの人が思っているはずだ。
だからといって今後徘徊老人による事故が全て許されるのではなく、事情によっては家族が有責者と認められることもあると思う。

ふと思ったことだけれど、今回のケースでは長男の妻にあたる方も義親の介護のために遠方から来て面倒を見ておられたそうだ。御家族は苦労されたことと思う。いろいろ考えられたと思うが、特養は順番待ちが多くて無理だったとしても、老健などの施設に入所させるという選択肢はなかったのだろうか。施設は玄関から外へ出られないようになっているから、少なくとも外へ出ることはできない。
閉じ込めてしまうようで可哀相だったかもしれず、夫婦を切り離して施設に預けることに心理的な抵抗が強かったのかもしれない。あるいは2007年当時はまだ現在ほど高齢者施設の種類も多くなかったということかもしれない。色々な事情があるから、傍が思うほど簡単ではないことだろうけれど。

JRが今回のケースで相手方の事情を考慮せずに、単に法的責任の所在の条文だけを理由に控訴し続けたのは、何故だろう。徘徊による事故全てに関して今後責任を問えないことになっては困るという、ただそれだけのこと?

昨日だったかテレビを見ていたら、今回の判決待ちに関連して認知症の親を介護している家族の方が、万が一にでも人に害を与えるようなことがあったら大変だからそのために保険に入ったと話してみえた。考えてみれば鉄道事故だけに限らないのだ。そういう保険があるのなら、一番良いことかもしれない。
不測の事態に備えること、リスクマネジメントとか危機管理と言うのは大げさかもしれないが。


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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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