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今日は節分だ 2/3

節分の豆まきを今でもしている家はあるのだろうか。

以前は親戚筋の神社で豆まきの行事があって、お茶汲みの手伝いに行っていた。煎り豆が大袋で用意してあって、散会後に残ったものから分けてもらって帰り、夜、それをまいていた。夫が夜勤になって、「まるで鬼みたいだね」と冗談を言うこともあったが、そのうちに豆まきの集まりが取りやめになった。数年間はスーパーの売り場で買った豆をちびちびまいたりしたけれども、何となく止めてしまった。

実家は農家だったので、自前の大豆を平鍋で煎って使っていた。
子供の頃、私の田舎では、豆がらに干物の鰯の頭を刺したものと、柊の小枝に短冊をつけたものを、すべての出入り口に飾り付けていた。短冊には「鬼十三月」と書いた。意味を教わったはずだけれども、今ではもうはっきりとは覚えていない。魔除け札の様な物だから、それなりの意味があったのだろう。家の中じゅうまいて最後に、玄関で一声「鬼は外」と叫んで豆を外に放り、ぴしゃりと戸を閉めるのだった。頭のない鰯が夕食のおかずだった。鰯の他に節分の決まりの献立があったような気もするが、忘れた。

まいた後では年の数だけ煎り豆を食べるのが習わしだった。年の数だけ食べて一旦キリをつけた後で、おまけとしてそれ以上に食べた。若い時は歯がよかったし、煎り豆もかじっているうちに味が出てきておいしいと思い、親の半分ほどの数では物足りなかったのである。
節分の固い煎り豆を、歯が弱くなった年上の人間の方が沢山食べなくてはならないというのはちょっと可笑しい。私など今67粒もとても食べられない。

最近は豆まき以上に、節分巻きという巻き寿司を食べるのが主流みたいだ。関西の方が発祥だったかしらん。毎年この季節になると、スーパーもコンビニもデパートも節分巻きの広告のチラシばかりだ。
我が家では買って食べたことはないが、今年はたまたま材料があったので、マグロの細巻きを作って切らないで恵方を向いて食べてみた。どうぞ今年一年健康で過ごせますように。

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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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