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1月13日 友人関係

文学部の同じ科に所属していた友人は、学生時代はノンポリだったが、卒業間際にアルバイト先で知り合ってつきあうようになった年下の彼が学生運動をしていたので、一緒にデモに行ったりしたそうだ。当時は親しくなかったので、彼女の動静は全く知らなかった。
「(やはり同じ科の学生だった)○○君が私のことを、お嬢さん育ちだし、女子校出身で周りに男子がいなかったから、あんな男とつきあってアブナイなあ、って言ってたそうよ」
と友人は笑って言った。女子校出身でもその後4年間は共学だったじゃない、と言ったら
「共学で男子がいたって、特別な存在と思えるような人はいなかったじゃない、みんなダサくてかっこ悪かったよ」
という答えが返ってきた。
彼女は彼の思想や信念に共鳴して心惹かれたのではなく、要するに若くて素敵だった彼の、見た目の格好良さにまいってしまったということらしい。いつも一緒にいたかったから、学生運動にもつきあっていたわけだ。世の中や政治の矛盾に対する義憤もなく、男次第で思想が左右される自分をどう思っていたのだろう。そういう主体生のなさを○○君は見抜いていたのだよ。と私は心の中でつぶやく。

友人はその年下の男と、相手が学生のうちに親の反対を押し切って結婚し、なんだかんだありつつ今も一緒にいる。
男に左右されたわけではないが、一時期は学生運動に参加していた私は、自分を見失った挙げ句に世の中に出ることができないまま、遅がけに見合いをし、結婚に逃げ込んで今に至っている。
友人と私は時々会ってお茶を飲む。時々は内心で相手を冷笑することがあるのかもしれない。
人生って、友情って何なんだろうね。

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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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