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頭とんとん

夜更けのことだ。寝しなに文庫本を読んでいるうち眠くなって、電気スタンドを消し目を閉じていると、枕元に座り込んでいた飼い猫のうちの一匹が頭をとんとんと叩く。飯をもてとか水がないぞとか、欲するところがあるのかと起きあがってみるが、夜食用のキャットフードも水もちゃんとある。何だか分からずに再び横になると、また頭をとんとんだ。しばらくの間その意味が分からなかった。

ある時ふと思った。私は、その一番年長の猫が若い猫に喧嘩をふっかけられて悔しい思いをした後など、なぐさめるつもりで頭をなでて軽くとんとんとするときがある。もしかしてそのお返しのつもりではないかと。「かーちゃん、今夜もぐっすり寝るんだよ」と、寝かしつけてくれているのではないかと。いや、本当のところは分からないが。

猫は若いときはさんざんじゃれついたり、飛びついたり、してはいけないと叱ったことをわざわざしてみたり、決して大人しくはない。ところが、年をとるとそれとなく人間に寄り添ってくるような気がしている。
頭とんとんがわたしへの親愛表現なら、なんともいじらしいことだ。

ところで、さっきトイレの猫砂をカシャカシャかき混ぜてたの君じゃないよね?

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Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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