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暮れからこちらのこと

 昨年暮れに一人暮らしの親族が私たちが気づかないうちに認知症になっていたことがわかった。
 1年半ぶりに電話で話した時の様子があまりに変だったので自宅マンションへ駆けつけると、室内の状態が何か異常である。キッチンの流し台の横にズボンが乗っかっていたり、薬の袋を並べたテーブルに向かって本人が座っている、その椅子の下には何やら洗濯物ではないかと思われる物がくしゃくしゃに突っ込んである。こういう状態を見て、いやはやうろたえてしまった。本人の言っている言葉の意味が取れないのだが、体の状態が悪いらしいのは見当がついて救急車に来て貰った。
 流石にプロは聞き出すのがうまい。私には一向に分からなかった病人の言葉を判断して、病院へ運んで下さった。
 どうやら本人も病院へ連れて行って欲しかったのだと、後になって気がついた。
 薬の袋が並んでいたのは、普通病院へ行くと現在飲んでいる薬を必ず訊かれるからだし、くしゃくしゃの洗濯物と私が思ったのは、もしかしたら入院に備えての着替えのつもりだったのかもしれない。(それにしてはパジャマもタオルも入っていなかったが)
 救急隊員の方と受け入れ先の病院との電話でのやりとりを聞いていたら、「認知症」という言葉が出てきて、あららと思ったのだ。困った事になったと思った。
 
 実際、その後の一連のどたばたには本当に参ってしまった。
 実はまだ、片付いていない。体の病気そのものはたいしたことがなかったので退院できたが、もはや一人暮らしできる状態ではないので施設に入るしかなく、何とかサービス付き高齢者住宅に入れて貰っている。ただし、経済的な問題があるからいつまでもいられるわけではない。いずれは住まいを売ってこれからの暮らしにあてていくしかないと思われるが、本人の現状では不動産取引は無理な話で、そうなると後見人を立てるしかないのだ。そして、この後見人の申請から選任までの手続きやら、無人になった住まいの後片付けやら、諸々の雑事に追われる毎日を過ごしている。
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Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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