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食べない人

 もうずいぶん前のテレビ番組で、何年間も青菜の絞り汁を飲むだけで生きている女のひとのことを紹介していた。そういう特異体質の人が存在することに少し驚いたが、それはそれだけのことだった。

 最近「ほとんど食べずに生きる人」(柴田年彦著 三五館)という本を読んだ。図書館でこの表題を見たときに、ふと青菜の絞り汁の女性のことを思い出して借りてきた。この本は著者のダイエットの経過報告を兼ねて、小食あるいは微食に至るための方法論が書かれている。摂取カロリーを制限すると基礎代謝が下がり、リバウンドを繰り返すうちに段々痩せにくい体質になるというが、それを逆手に取って「ほとんど食べずに生きる人」になろうということのようだ。
 何故そうなろうとするかといえば、現代ではメタボリックシンドロームに代表されるような食べ過ぎの弊害の方が多いからというのだ。著者は食べなくなって痩せ始めた過程で好転反応に悩まされたが、その時期を過ぎたら皮膚もきれいになり、水虫も治ってしまい、白髪が黒くなり、さらにはヒーリングの能力まで身についたらしいことを仄めかしておられる。すごいね。
 青菜の絞り汁の女性は決して痩せた人ではなかったが、確か鍼灸師か何か、人の不具合を治す職業の人だった記憶だ。特異体質であることが、そういう種類の仕事の能力に関係しているということはあるのだろうか。

 食べ過ぎによる不健康は個人的な問題だが、地球規模での食糧不足の問題を考えれば無駄に食べないようにした方がいいに決まっている。
 食事を作る主婦の立場からすれば、食事の量や回数が減れば作る手間も減るから、その分時間の余裕が生まれて有り難い。もしかしたら食費が減ることで老後の経済的な心配も減るかもしれない。夫婦二人暮らしのうちはまだ何とかなるが、一人残されたときには年金も少なくなるから。

 それでも極端に食事を減らすようなことは私にはできない。下手をするとかえって不健康になってしまうことだってありうる。若い頃カーペンターズというアメリカの有名な兄妹デュオがいたが、その妹さんの方がダイエットから拒食症になってガリガリに痩せて死んでしまった。雑誌に載ったその生前の悲惨な姿の写真を思い出してしまう。

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中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
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