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芸術家と貧困  11/30

つい先日の「開運!何でも鑑定団」に、田中一村という画家の若いときの絵が出品されて、彼を知らない視聴者のためにその一生と画業が説明された。今までに聞いたことのない名前だったので、ほか事をしながら横目で見ていたが、そのうち正面に座り直して見ることになった。凄いと思った。少年の頃から才能を認められていながら、中央画壇に認められることなく、絵も売れずに貧しい暮らしを続けたそうである。中年過ぎて奄美へ移住し...

素人づくり  11/29

友人から聞いた話だ。陶芸を趣味にしている人が身近にいるそうである。定年後に始め、真面目かつ熱心に取り組んでいるので作品が増えるらしい。ひとかどの作家ならば、出来不出来は自分で判断できるから、不出来なものはその場で壊してしまって残さない。高名な作家は一度に焼成したうちのほんのわずか、自分で納得できる作品しか残さないと聞いたことがある。ところが素人の場合、何かが分かっていないから、ともかく自分が土を揉...

度忘れ?  11/28

テレビに出ていた女優さんの名前がどうしても思い出せなかった。化粧品のCMに出ていたことは記憶している。広島出身だということも覚えている。見たことはないが、「仁」という時代劇に出演していたことも知っている。当然顔も分かっているのに、名前が出て来ないのだ。そういえば、今年になってからでも「海街Diary」という映画を見ていたのだ。知っているはずなのに度忘れして名前が出てこない。思い出すのをあきらめて、「SKⅡ ...

老いは足から  11/27

以前はよく歩いていたのに、最近はついつい乗り物に頼るようになっている。足に合う靴を履いていないので、歩いているうちに痛くなってくるのだ。運動靴は2足もっているが、どちらもよくない。歩きやすくて大変重宝し、常にそればかりを履いていた靴があった。一年ほどでさすがに底がすり切れて、雨降りの日に水がしみてきたので処分した。ぼろぼろになっていた。安物だったのに役に立った靴だった。それに代わる靴を探しているが...

「失われた時のカフェで」  11/26

パトリック・モディアノ「失われた時のカフェで」(平中悠一訳・作品社)の何とも言えない余韻に浸っている。図書館で借りてきていたのに、長編ではないので後回しにしてしまって、別の本を読むのに時間をとられたため、返却期日間際に急いで読んだ。最初にこの本を読むべきだった。おそらく原文の雰囲気を大事にして翻訳されているに違いない。独特の、短いセンテンスを連ねた詩のような表現で、論理的なところがなく、感受性に訴...

配食サービス  11/25

友人の住んでいる地域では、高齢者のための食事サービスがあるそうだ。行政の福祉サービスの一環のようだ。友人は私と同じ年齢で一応高齢者の部類だが、まだまだ元気なのでサービスを受ける必要はなく、逆の立場の調理ボランティアをしているらしい。今は支援される側も支援する側もシニアという時代なのだ。同じシニアでも、元気な人とそうでない人とに分かれて相対する気持ちはどうなのだろう。やっぱり感謝しかないのだろうか。...

顔だちの変化  11/24

小学校の同窓会を欠席したところ、親切にも今回の幹事から名簿と集合写真をプリンターで印刷したものが送られてきた。集合写真を見ると、年をとったせいで容貌が変化して誰だか分からない人が何人かいた。前回出席したときには、見当がつかないほど面立ちが変わった人はいなかったので、顔を合わせるなり昔に戻ることができた。写真の写りのせいかもしれないが、今回は分からない人が多い。個人差はあるにしても、容貌が急速に変化...

「ダーク・サーティ」を読む  11/23

「ダーク・サーティ」(テリー・ケイ著 扶桑社ミステリー)を読む。ウェイド一家は、曾祖父の代にジョージア州の山間地に入植して以来、その谷間に住み続けている。一家の家長ジェシーがたまたまその場にいなかった間に、家族のほとんどが、理由もなく惨殺されるという事件が起きた。残っていた指紋から犯人はすぐに割り出される。保安官と警察官の追跡の後、逮捕時の銃撃戦で一人は死亡、他の二人は捕らえられる。三人は軍隊で一...

今までこの先

時々、この先のことを考えることがある。といっても今更新しく何かをしたいわけではない。いつまでも若くいられるようにアンチエイジングをしたいわけではないし、特別元気で長生きしたいとも思わない。ただ生きているうちに何かを納得したいと思う。納得するというか、腹に落ちるというか、内面が充足するというか。人の意見に流されることなく、自分の頭で考えて自分の答えを出したい。自分自身が納得できればそれでよいので、人...

ウエストゴム  11/21

去年の冬の終わりに、スーパーの中に入っている衣料品店で、表地がつるつるしたナイロンで裏地が起毛素材になっているトレーニングパンツを買ってきた。シャカパンと呼ぶらしい。ゆとりがあるので動きは楽そうだし、何よりも暖かそうだったので冬の普段着にいいと思ったのだ。もちろん格安品である。ところが家へ帰って穿いてみると、ウエストのゴムがかなりきつかった。我慢して穿いているとお腹が苦しくなりそうだ。ヒップには十...

バターライス

GYAO!でドラマ「深夜食堂3」の第一話を見ていたら、バターライスを食べる料理評論家が登場した。うんと年下の妻が料理下手なため、美味しいものを探して食べ歩いているうちに料理評論家と言われるようになったという男である。その男がたどり着いた究極のご飯がバターライスだというのだ。このドラマの中では、どうやら熱々ご飯にバターの塊をのせ醤油をたらして混ぜ合わせて食べる、それをバターライスと言っていたようだ。...

コーヒーサーバーを買う  11/19

数日前にネットショッピングでハリオのコーヒーサーバーを注文した。ドリッパーからしたたり落ちてくるコーヒー液を受ける耐熱ガラス製の、持ち手のついたあれだ。今はノーブランドの大きめのものを使っている。以前に使っていたものの持ち手が緩んで使いにくくなった頃、たまたま出かけたホームセンターで見つけて買った。ドリッパーはともかくサーバーにはこだわらなくてもいいと思っていたが、普段二人分しか淹れないため、使っ...

クイズ  11/18

ネット上を徘徊していた時、クイズを見つけた。以下の3つの問題だ。 Q1) バットの値段はボールよりも100円高い。バットとボールの値段は合わせて110円である。ボールの値段はいくら?  Q2) 5台の機械で5個の製品を作るのに5分かかる。では、100台の機械で100個の製品を作るには何分かかる?  Q3)  あるハス池では毎日、ハスの葉の面積が前日の2倍になる。ハスの葉が池全体を覆うのに48日間かかるとすると、池の半...

オーバースペック?  11/17

ゴミの収集日だったので寝坊しないように、昨晩眠る前に目覚ましをセットしたつもりだった。ところが朝枕元を見ると気づかないうちにセットした時刻を10分過ぎていた。いくら何でもベルが鳴ったら目を覚ましていたはずである。少し気になったが、収集時間に間に合うようにゴミを出す方が先だ。大して寝過ごしていなくてよかった。夏の間は目覚ましなどかけなくても早起きできていたが、冷え込むようになったら目覚めが悪くなった...

ペーパードライバー  11/16

高齢者ドライバーの事故が相次いでいる。年を取ると視力も聴力も落ちるし、咄嗟の判断ができにくくなり、動作も遅れがちになる。個人差はあるにしても、若い時とはまったく違うことを本人が自覚しないといけないと思う。ある年齢に達したらもう運転しないと本人が決心してもよさそうだが、便利さになれてしまって、それが一日延ばしになっているのかもしれない。田舎で体の不自由な配偶者の送り迎えにどうしても必要とか、その他事...

朝からDVD三昧  11/15

レンタルDVDの返却期日が迫っているので、朝から連続で3本見た。「記憶探偵と鍵のかかった少女」は、相手の記憶の中に入り込むという特殊な能力で、対象の問題点を探る仕事をしている男が、普通ではない少女にまんまと欺されてしまう話。相手の少女は知能が尋常ではなく高いという設定のようだ。過去に非行歴があって、資産家の親が事件をもみ消している。非行内容が異常だったため、邸宅の一室に閉じ込められ、監視カメラで24...

栄養のバランス  11/14

高校時代に受けた家庭科の授業では、食物に関しては、女子栄養大学の四群点数法を採用していたようだった。80kcalを1点として、第一群の牛乳・卵で3点、第二群の肉・魚・豆で3点、第三群の野菜・果物で3点、第四群の米・麦・芋類・砂糖・油脂類などで11点、基本は合計20点(1600kcal)を摂取するという方式だ。摂取必要総カロリーは年代や性別、労働量によって個人差があるので、第四群で点数を調整すると教わった。...

生活感をぬぐえない  11/13

テレビ番組の中で、一般家庭を突然訪問することがある。いつでもきちんと片付けてきれいな部屋にしていればいいけれども、多くの家ではそうではないと思う。特に子供や動物がいたりしたら、そこいらに玩具や何かが散らばっていたりするのが普通のはずだ。我が家だって、前もって人が来ることが分かっている場合は別として、ごちゃごちゃのままである。そんな状態の所へ見知らぬテレビ取材のクルーが現れて、しかも全国放送しますよ...

普段に穿くものだから  11/12

冬が近づいてきたので、普段に穿くパンツ(スラックス)を一枚買ってきた。スーパーの中に入っている店の安売り品で、裏ボアのレギンス、LLサイズ、780円の品。LLサイズでは大き過ぎるようでも、安物に関してはそうでもない。人件費の安い外国製は、丁寧な作りの日本製とは違うのだ。型紙をぎりぎりに差し込んで布地を節約するつもりなのは分かる。型紙をはみ出して置いたため部分的に布地が足りなかったり、重ねた布地を切るとき...

「リップヴァンウィンクルの花嫁」

先日DVDで「リップヴァンウィンクルの花嫁」を見た。童話のようでありながら、見流したままにしておけないような印象の強い映画で、今日になってもふと頭の中に浮かぶものがある。あの得体のしれない何でも屋の青年は何を示唆しているのかとか、リップヴァンウィンクルの花嫁とは何を意味するのだろうとか。感受性で受け入れることができず、考えないと理解できないことはいろいろある。それでも全てを理解するのは、私には無理か...

市場の動揺

トランプ勝利の結果を受けて、昨日今日の市場が大変な事になったようだ。資金の運用などしていないので自分に直接の関係はないが、年金運用は大丈夫だったのだろうか。FXや株で資金を運用している人はうまくいったのだろうか。小学校の同窓生で、デイトレをしていると聞いた○○さんは無傷だっただろうか。(デイトレと聞いて一瞬「デイトレーニング」と思い、高齢者の身体機能の衰えを防ぐトレーニング施設に毎日通うことかと勘違い...

大統領選の結果  11/9

午後には大勢が判明すると言っていた。3時過ぎにパソコンを開いたところ、なんとまあトランプ陣営の優勢と出ている。イギリスの国民投票でEU脱退派が勝った時と同様に、ドル円相場と株価が大きく動いたようだ。今までにないタイプの大統領の出現で、世界はどう変わるだろう。夜テレビの特集を見ていたら、国際情勢にも大きな変化が訪れるだろうと予測されていた。トランプ氏は選挙戦の初期、アメリカが日本の防衛まで担う必要はな...

「特捜部Q キジ殺し」を見た  11/8

先日借りてきたDVD「特捜部Q キジ殺し」を見た。デンマークのミステリー作家オールスン原作の同名作品を映画化したものだ。原作を読んだのがかなり前のことで、事件の内容を忘れかけていた。今回映画を見て、ああ、こういう事件だったと思い出した。原作は主人公の警察官カールとシリア系の助手アサド、エキセントリックな秘書ローセ、カールの別居中の妻や連れ子、カールのカウンセラーで恋人の精神科医、警察署内の上役や気の合...

大統領選のゆくえ  11/7

アメリカの大統領選がいよいよ大詰めにさしかかっている。どちらに軍配が上がるのか、今のところ僅差と言われているだけに、固唾を飲んで見守っている人も多いはずだ。アメリカ国内はもとより、世界中の目が向いている。クリントンさんが女性初の大統領になるのか、それともあの暴言王がなるのか。女性初のアメリカ大統領を期待する気持ちはあるけれども、それだけの理由で応援することはできない。今回の選挙戦の中傷合戦を見たり...

幼なじみから電話  11/6

夕方早い時間に幼なじみから電話があった。特別な用ではなく、先日開かれた小学校の同窓会に出た同級生の消息を知らせてくれたのだ。私は今回は欠席した。もう八十歳はゆうに超えた先生も、お元気で出席されたそうだ。生徒が年を取ってきて六十七・八にもなると、先生と同じ老人の部類に入って、体力も健康状態も若い時ほど差がないような気がする。不健康な暮らしをしている元生徒より、先生の方が若々しい場合だってあるに違いな...

電話  11/5

一週間ほどの間に、電話のベルが一度だけ鳴ってそれっきりということが三回あった。真夜中から明け方早くという迷惑な時間帯ではなかったから、いたずら電話ではなさそうだし、間違い電話なら一度だけ鳴るということはないはずだ。以前ワン切りという行為が問題になったことがあった。携帯にせよ固定電話にせよ、我が家は商売屋ではないので、未知の番号にかけ直すようなことはしないし、固定電話にナンバーディスプレイの機能をつ...

ガルシア・マルケス「百年の孤独」  11/4

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読む。新天地を求める旅の途中マコンドという土地に流れ着き、定着することを決めたホセ・アルカディオと妻ウルスラの夫婦を初代とするブエンディア一族の盛衰を綴った物語。一族の盛衰がそのままマコンドの盛衰でもあるようだ。物語の記述の中で死んだはずの人間が再び姿を現したり、戦乱の中で軍人になり何度も死にかけながら生きのびて孤独な金細工職人になったり、兄弟が同じ女との間にそ...

文化の日、ビデオの日  11/3

11月3日、文化の日はビデオの日だそうだ。レンタルDVDが新作でも一本100円で借りられるというコマーシャルを見て、さっそく出かけた。開店時間に間に合うように余裕をもって家を出たら早過ぎて、15分も前に到着した。だんだん人が集まってきて開店直前には何人も待っている人がいたから、TVコマーシャル効果だったのだろう。当然新作ばかり、それでも7泊8日のものを揃えてカウンターへ持っていったら、一本100円...

野菜の価格が高騰  11/2

野菜の価格が高騰したために、給食に影響しているそうだ。新聞のニュースによれば鈴鹿市では給食を2日間中止するらしい。他の自治体でもおそらく同様に困っているはずだ。一般家庭では栄養学的に少々問題があっても仕方ないとして済ませるか、あるいは食費を増やすことで対応すればすむ。給食の場合は給食費の枠内で、しかも栄養的にも不足のない献立を提供しなくてはならないから、それは確かに頭が痛いに違いない。学校給食だか...

毛布  11/1

猫がこたつに入らなくなったと思ったら、何のことはない、中でもどしていた。病気ではないようだから心配はないが、汚れたこたつ敷きが問題だ。洗って乾かすまでの替えが必要なのに、去年まで使っていた二枚のうち一枚を捨ててしまったのだった。押し入れに何か使うことができるものはないかと探したところ、古い合わせ毛布が見つかった。合わせの毛布はマイヤー毛布と呼ぶそうだ。亡くなった義父が使っていたもので、使い始めて年...

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ohutarisama

Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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