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「わたしたちが孤児だったころ」を読んで

  もう何年も前のことになるが、イギリス在住の日本人作家が英語で書いた小説が、権威ある文学賞を受賞したというニュースを知って、母国語以外の言語で賞を受けるほどの作品を書くとはすごいと思った記憶がある。カズオ・イシグロという名前はかすかに記憶に残っていて、その作品の「日の名残り」が映画化され、さらにDVDになっているのをたまたまレンタル店で見つけて借りてきた。山あり谷ありといった筋立てではなくて、静謐...

やっちゃんと呼ばれた猫

 私の育った家には常に猫がいた。農家だったので米や麦が貯蔵してあったのだが、そこに鼠が寄ってくるのを防ぐつもりだったようだ。実際に役に立つのもそうでないのもいたけれど、猫にも一応の役割が与えられていたわけである。 まだ私が実家にいて家事手伝いという名の無職だったころのこと、40年くらい前のことだ。ある時飼い猫が仔を生んだ。その中の一匹に茶白のぶちの雄猫がいた。ぶちの模様に特徴があって、頭の上から片...

街へ出て感じた

 普段はほとんど行かないのに、所用があって夫と街中へ出かけた。平日だったからお勤めしている人が多かったせいかもしれないが、お洒落をして歩いている人はほとんど見かけなかった。 私達の若い頃は、その街へ行くとスカートとハイヒールでウィンドウショッピングしながら散策している人が多かったような気がする。けれど近頃はみんな普段着に近い格好で歩いている。年配の女性でもスラックスとスニーカーのような靴を履いて、...

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ohutarisama

Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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