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オリンピックと将棋

今回の冬季オリンピックで一番注目の的になったのは男子フィギュアの羽生結弦選手に違いない。ショートプログラムでの演技は完璧だった。それだけにフリーの演技をライブで見るのが恐くて、結果がわかった後でしか見ることができなかった。金メダルと分かってから見るとどきどきしなくてもすむのだ。他人事ながら失敗したときの落胆を見るのはつらい。
宇野昌磨選手も切れのある演技でよかった。地元の選手だけに銀メダルが決まって号外が出たそうだ。

同じ日に将棋の朝日杯の準決勝と決勝があり、中学生の藤井さんが勝ったので、名古屋では二度の号外が出たらしい。すごいの一言。
朝日杯はインターネットでライブ配信された。
私と違って夫は将棋好きだ。パソコンが不得意なため、ライブ配信されると新聞で読んでも、どうしていいのかわからないらしいのが何ともおかしい。妻に何とかしてくれと頼むのは沽券が許さないのか黙っていたので、さっさとライブ配信のサイトにつないで、「見る?」と誘うと、嬉しそうに椅子をもってきた。いずれ貸しは返してもらうからと声に出さずにつぶやきながら、明るい窓際に向いて編み物をする。

私は将棋に限らず、囲碁も麻雀もゲームのルールが複雑になると、なかなか頭にはいらない。五目並べくらいでないとできないという、単純な頭の人間だ。気を入れて覚えればいいかもしれないが、気が弱いのでもともと勝負をすることが好きではないのだ。

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毎日プレーンアフガンの練習をしている。編み物は目が揃った方がきれいだと思うので、基本的な練習として手を動かしている。
往きの目はゆったりと引き出して、復路はきつめにと心がけているつもりでも、やっぱり丸まってしまって、まだまだ道半ばだ。



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最近のニュースの中で

ここ一週間ほどの間のニュースで、印象に残っているのは有賀さつきさんの急逝だった。

ネット上で色々読んでいると、何年か前からご病気だったらしいのに、周囲の親しい知人やご家族にさえも知らせず、孤独に闘病していらっしゃったという。その精神力は並大抵のものではなかったのだろう。
今年になって衰弱がはっきりしてきたためか、お父さんが付き添って病院へ行き入院されたが、半月ほどで急逝されたそうだ。よほど体が弱っていたらしい。そんなふうに逝く人があるのだと、少し驚いた。

有賀さんには自分の病名を公表しないでほしいという強い希望があったそうで、いまだに医療関係者からも誰からも病名や死因が明らかにされていない。
確かに生前は病気のことを誰にも言わないでいらっしゃったようだが、それはメディアに追いかけられて家族まで巻き込みたくなかったとか、憶測で勝手なことを言われたくなかったとか、理由があるはずだ。あるいは、自分の生死はあくまで自分個人のことだという思いもあったのかもしれないけれども。

死後も公表しないことを望まれたのは、もっと別の理由があったためか、何か強い思いがあったからではないか。病名や死因を詮索する気はないが、そこまでの強い思いとはいったいどういうものだろうと、その点が私には気になっている。印象が強いのはそのせいだ。
皮肉なことに、ひた隠しにされたことで逆に騒ぎが起きた。

お父さんがインタビューの中で、仕事の都合でアメリカへ渡った時、
「喋れない子がポツンとニューヨークの小学校へ入ったんですから、想像してください」
と仰っている。日本へ帰ってきたら今度は日本語がわからなくなっていた、だからアナウンサーになったのだとお父さんは仰っていた。
それとは別に、言葉も通じない未知の国で異質な人ばかりの中にポツンとしている自分について、子供心にも何か感じたなどということがあったとしたら、それが有賀さん個人の原体験だったのかもしれないと思う。


アフガン編みのこと

あまり毛糸の処分を考えていた時、インターネット上で目にしたブロックアフガンを目にして、面白そうに思って編み始めてからこちら、アフガン編みをすることが多くなった。

二十年近く前にアフガン編みをしてみようと考えたことがあって、編み針と編み方の基本の本を購入した。一番基本になるプレーンアフガン編みを練習したが、どうしても編み地が丸まってしまって上手に編めなかったので、投げ出してしまった。
日本ヴォーグ社の「アフガン編みー記号の見方から作品づくりの仕上げまで」という本には、「バランスの良い編み地を編むコツは、往きはゆったりとした感じに糸を引き、もどりは針の太さいっぱいに糸をきつめに引くことです」と書かれている。自分ではそうしているつもりでも、やっぱりうまくできなかった。
棒針で編む場合でも、表編みだけの平編みだと蒸気で編み目をととのえないうちは丸まってしまうのだから、ある程度は仕方ないのだろうかと思うものの、バランスの良い編み地の見本の写真はすうっと平らになっている。腕前の違いに相違ない。
そのうち練習しようと思いつつ、他にも興味がわくことがあっていつか編み針もしまい込んでしまっていた。

この間図書館で「NHK婦人百科 アフガン編み」(甕 邦子著)を借りてきた。丁寧ないい本だと思う。
この本の中に「美しい編み地のつくり方」という項があって、
「…往路を編むときは、針が2本通る程度に糸を引き出すことが大切です。編み始めの目を引き出したとき、針がもう一本入るくらいのゆとりをもたせてループを引き出し、2目めからはその編み目の高さにそろえて糸を引き出すと往路の目が整然とします。…」
と、書かれていた。これはコツの具体的な表現であって、分かりやすく、有難い一文だった。
「…棒針編みの場合と同じように、針にちょうどよいループの状態で往路を編むと、復路の鎖が編み込まれたときにきつくなる…」
とも書かれているが、棒針編みに慣れている人間は特に編み方を意識したほうがいいようだ。

練習して上手に編めるようになったら、セーターなども編んでみたい気がするが、最初は小物からにした方がいいかもしれない。

アフガン編み

残っていたポイントの期限が迫っていたので、ダブルフックアフガン針を手に入れた。貰い物の黒い並太毛糸でベレー帽を編んでみたけれども、黒色は目が疲れることを痛感している。
ダブルフックアフガンは輪編みをするのに都合がいい。甕先生の本で往路はループをゆったりと引き出すのがいいと分かったので、それならアフガン針でなくても、昔ながらの金属の両かぎ針でも、使いようによっては編めるのではないかと思いついて、試しに編んでみたらちゃんと編める。
ネットで「アフガン編み 両かぎ針」で検索してみたら、他に何人もこの方法を思いついた方がいらっしゃるようだ。


作文の書き方の本

この間、中学生向けの作文の書き方の本を借りてきて読んだ。
大人向けの文章読本は何冊も出ているが、読めば読むほど分からなくなってしまうので、対象年齢をうんと下げて中学生向けの本なら、文章作成の基本中の基本が押さえてあるのではないかと思った。
図書館の貸し出し係の方には、孫に作文指導をしようとしているお祖母さんと思われたかもしれない。

私の読んだ本には、読む人に要するに何が言いたいのだと思われないために、文章の初めの段階で結論を述べるのがいいと書かれていた。当然、文章を書く前に、書こうとする内容が明確になっていなければならないという。
自分のことを振り返ると、書きながらああでもないこうでもないと迷っている。そこがまず駄目ということかしらん。
書きたいことが分かっていて、結論から書き始めることができるためには、思考する過程が必要なわけだし、しかも考える筋道がまっとうでなくてはならない。
それが苦手なのだ。私の場合論理的な思考がなかなかできずに、よろけてばかりいる。

いろいろ反省しながら読んでいると、「(結論のない文章は)暇つぶしのコラムのようなもの」という言葉に行き当たった。
そこで気がついた。中学生のための作文指導というけれど、入試の小論文の書き方指導にもつながっている。小論文が巧みに書けるようになれば、長じて研究論文を作成する際にも役立つし、大人になってからビジネス文書もそつなくこなせるようになるに違いない。
作文さえも、社会的に立派な大人になるための勉強なのだ。

そうはいっても、論理一辺倒で無駄も寄り道もない文章は書いた人の顔が見えないような気がする。
暇つぶしのコラムって結構おもしろいけどね。推理小説では真犯人は誰かなんて結論は最初に書いたりしてないけどね。などと、社会的評価を気にしなくなった高齢者は心の中で呟いている。

リバーシブルアフガン


アフガン編みの素敵な作品はないかとネットサーフィンしていると、リバーシブルアフガンの動画がYouTubeにアップされていた。ずいぶん前に手芸雑誌か何かで、両端がかぎになっているアフガン針を使う編み方を見た記憶がある。両面アフガンと紹介されていたように思う。両面アフガンもリバーシブルアフガンも同じだろうと見当がつくが、最初に雑誌で見た時に両端ががぎになっている針(ダブルフックアフガンと呼ぶそうだ)が使われていたので、リバーシブルアフガンという編み方はダブルフックの針を使わないと編めないのだと思い込んでいた。
YouTubeの動画はNHKの(すてきにハンドメイド)の【アフガン編みに挑戦!】の回だ。動画なので編み方がわかりやすい。この中で紹介されているのは普通のアフガン針で編む方法だ。ダブルフックでなくても編めるのだとわかり、自分でも編んでみたくなった。

糸は例によって半端な中細の残り糸、針は5号を使った。初めて編む方法だからとりあえずマフラーからと思い、試し編みもせず、ゲージもとらずに適当な目数で編み始めた。実際に編んでみると、リバーシブルアフガンは通常のアフガン編みと違って編み地が丸まらない。ただ、いくらか厚みが出るようだ。
編んでいるうちに、マフラーにすると編み地がしっかりしている分体になじみにくいかもしれず、首回りからほどけてしまうかもしれないと思うようになった。そこで適当なところでメビウスの輪のように繋いでスヌードにしてしまった。繋ぎ方がわからないのでごまかしてしまったし、ひとひねりする方向を間違えたようだ。婦人物の打ち合わせは右上なので、それに合わせた方がよかった。

年をとると神経が行き届かず、いろいろなことがいい加減になってしまって、後であれ?と思うことが多い。


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Author:ohutarisama
中部圏に住む1948年生まれの専業主婦です。
夫と猫2匹と暮らしています。リンクはフリーということでお願いします。

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